Favorite Artistの一人、Kid Rock。
1000万枚以上のセールスを記録したアルバム「Devil Without A Cause」で彼を知り大ファンに。
Hip HopとRockの融合がまず最高に気持ちいい。
それに、もう細部にわたって抜かりないエンターテイメント性。
一曲をBGM的に流すなんて不可能な位のディテイルで、「次はどうくるよ」感で最後まで楽しませてくれる。
もちろんルックスやバンドメンバーやPVやらが全て「KID ROCK」という存在を完璧なアイコンにしてる。
その後のアルバムから段々とHip Hop色が薄れてSouthern RockやCountry要素が強くなってきたのが気になり、ここ最近のアルバムは買ってなかった。
やっぱりKid Rockにはあのアルバムの刺激をどうしたって求めてしまって。
何と言うかHip HopレスでCountry系なら何もKid Rockじゃなくたっていいんじゃない?みたいなとこがあってね。
何か「普通」に感じちゃって、もうここ数年は聞いてなかったんだよね。
先日MTVの「Storyteller」という番組でKid Rockのライブを見て、彼の音楽のルーツやら各曲への想いやら彼の人となりを知り、もちろんプレイも見て自分の買っていないアルバムの曲も聞き、改めて「やっぱ好きだわ。。」と思い、唯一買っていなかったアルバムを買ってみた。
「Rock and Roll Jesus」
想像していたとおり、最初のKid Rockのイメージとは違いHip Hopやラップ色は薄くなってるんだけど、どの曲も気持ち良くて「やっぱり才能あるな〜」と感じさせられる。
子供がいると逆に以前のアルバムはちょっと聞く時間を選ばないとな〜という感じだけど、このアルバムならさらっとかけられるし、息子は一曲目の「Rock and Roll Jesus」が流れると踊るし、我が家のリトミックはKid Rock(笑)。
人混みが苦手な自分が、来日ライブしてくれたら絶対行く、と思える数少ないアーティストです。