CM楽曲制作も終わり、また今日からオリジナル曲のレコーディング再スタート。
出産してからはずっと自宅でのレコーディングだったのだけれど、息子も二歳半になりようやく手がはなれるようになった事もありで、今年に入ってから以前のスタジオ(@ネコスタ)で行うようになった。
これだけでも自分にとってはかなりの進歩。
息子にとってすごく大切な時期にいつも側にいてあげられた事が嬉しい。
でもやっぱり、こうやって前みたいなスタイルで制作が出来るようになってきた事をすごく嬉しく思う。
レコーディング中、この部屋だけでもすごい数のアルバムがある事についてふと考えてみた。
世界中でって言ったらもうそれこそ数えきれない程のアルバムがあるわけだ。
その中に、誰にでも「特別大切なアルバム」というのがきっとあって、そんなアルバムを作れたらそれってホントすごい奇跡って事だと思う。
それがたった1人の人にとってであったとしても素晴らしい事。
そういう作品を作りたいと改めて思った。
私の作曲歴は長いけど、改めて考えてみると、特定の人にあてて書いたものって実は一曲しかなかったりする。
自分がこの先どうなるかなんて誰もわからないというのを痛感する今日この頃、大切な息子にむけての曲を書いてみたくなった。
今後の彼を支える存在になりえるもの。。。
それはきっと今までで1番大きく深いテーマだったりする。