何だかすっきりしない空を見て、今日はこのアルバムを久しぶりにラックから取り出した。
Today's Album 「vagabond squaw」by Solveig
ここ最近、10数年聞いていないアルバムを聞いてる。
古っ!って思う音もあれば、改めて聞いて新しい発見をすることもあって何か新鮮で。
ソルヴァイはトーレヨハンソンのプロデュースで(夫でもある)デビューしたシンガーソングライター。
当時彼の音はすごく人気があって溢れていて、その代名詞と言えばCardigansで自分もよく聞いていたけど、このソルヴァイはしっかりトーレの音でありながらちょっと憂いをおびているという印象があった。
その頃は、トーレと言えばおもちゃ箱を開けたような陽気なpopさが心地良くて新鮮で好きで、ソルヴァイはあまり聞かなかったのだけど、今日の空が何かこのジャケットのような雰囲気だったから久しぶりに聞いてみた。
「vagabond squaw」というのは「さすらう女性(ワイフ)」という意味だそう。
彼女曰く「女性って誰かに決定権を預けてるもの。つまりはついて行く人を必要としてる。この主人公も元々そういう人間だったのだけど、一冬待っても誰も来ないことにうんざりして、とうとう自分で何かを探しに行くの。力強いタイトルをガイドラインにして、一つの世界を創りあげたかったの」。
音も今日の空にぴったりだったよ。
午後には陽も出てきて気分もあがってきたので海へ。
同じようで毎日違う空を見る度に色んな事感じる。